私たちは2020年の12月に、配偶者等へのビザ変更を申請しました。 その時から時間が少し経っていますが、コロナ禍でビザの申請に困っている方やビザの変更ができるか不安を感じている方に向けて、少しでも参考になればいいなと思ってこの記事を投稿したいと思います。 実際に提出した書類や、特に気をつけて作成したところなどを記しています。
【注意】コロナの状況の変化とともに、在留資格の変更に伴う状況は変化していると思います。最新の情報を取り入れられてから、あくまでも、この記事は参考程度として読んでいただくようお願いいたします。
配偶者等の在留資格が必要になった理由
2020年6月に妻はワーキングホリデービザで日本に滞在していました。しかし、コロナの影響でワーキングホリデービザの期限を6ヶ月延長しました。その延長した期限が2020年の12月末だったため、2020年12月初旬に配偶者等への在留資格変更を申請しました。
前提 私たちの当時の状況
- 妻はニュージーランド市民
- 私たちが行ったのは在留資格の変更(ワーキングホリデービザ→配偶者等)
- 当時、妻とは交際して6ヶ月ほど。結婚してから2週間しかたっていなかった。
- 申請当時は2人とも無職
- 当時は妻と私と、私の母も一緒に同棲していた
- 妻が妊娠していたこと
- 私は一度も海外に行ったことがなく、そもそもビザとは在留資格とはなんぞや?状態
必要書類
詳しくは出入国在留管理庁に記載されています。必ずご確認ください。
在留資格認定証明書交付申請(日本人の配偶者)
http://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/zairyu_nintei1.html
1.在留資格変更許可申請書 1通
こちらから
2.写真(縦4cm×横3cm) 1葉
私の場合は、写真機にちょうどの大きさがなかったため、大きめのサイズを提出しました。大きすぎるので再度撮影してくださいと言われたのですが、どうしても自力で写真機を探すことができなかったため、大きいサイズの写真を切って提出しました。
3.配偶者(日本人)の方の戸籍謄本(全部事項証明書) 1通
役所で発行してもらいました。
4.申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書 1通
私たちの場合は、妻がニュージーランド国籍のため、日本での婚姻はニュージーランドに届け出をしなくてもニュージーランドでも婚姻を認められていました。しかし、そのためニュージーランドからの証明書を発行することができませんでした。その旨を出入国在留管理庁に伝え、ニュージーランド政府が発行している、そのことについての書類を合わせて提出しました。
こちらから ニュージーランドによる日本での婚姻承認
Recognition by New Zealand of Marriages in Japan
https://www.mfat.govt.nz/assets/NZ-Embassies/Japan-TOKYO/Recognition-of-Marriage-by-NZ.pdf
5.日本での滞在費用を証明する資料
(1)申請人の滞在費用を支弁する方の直近1年分の住民税の課税(または非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの) 各1通
1年間の総所得及び納税状況(税金を納めているかどうか)の両方が記載されている証明書であれば、いずれか一方でかまいません。
私は念の為、両方提出したのですが、課税証明書はいらないとのことでした。
6.配偶者(日本人)の身元保証書(PDF)
私が保証人となり、記名しました。
必要書類の出入国在留管理庁のページにある身元保証書のPDFのところからダウンロードしてください。
7.配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し
役所で発行してもらいました。
8.質問書
質問に対して正確に答えました。
質問2の「結婚に至った経緯(いきさつ)についてお尋ねします」については別途用紙を準備して提出しました。
下のその他提出した書類に内容を書いています。
9.スナップ写真
63枚を用紙13枚にまとめて提出しました。内容は、質問書の結婚までの経緯説明書に沿って順にまとめたのと、それ以外にもご飯を食べた写真や、些細な日常のことなどを間に入れました。
私たちは、交際期間が短く、結婚してからも日が浅かったため、とにかく私たちの関係は本物であるということと、ビザの申請のために結婚をしたわけではありませんよということを証明するためにたくさんの写真を準備しました。
10.返信用封筒(定型封筒に宛先を明記の上、404円分の切手(簡易書留用)を添付したもの)
私の場合は、この封筒は後日、追加書類を求められたときの返信で使用されました。
その他 提出した書類
○質問書 結婚までの経緯説明書 9枚
ここでは、妻と出会ってから結婚するまでのことを事細かに書きました。いつ出会ったのか、出会ってから交際するまでの出来事、交際が始まってからの出来事と、どのようなことを考えていたのか、結婚したこと、妻が妊娠したことなどを本当に恥ずかしくなるぐらい書きました。
また、コロナの影響で、妊娠している妻がニュージーランドに帰ることが難しいこと、妻の両親のことや、私の母がサポートしてくれていることも書きました。
私は普段からたまに日記を書いていたので、その当時どのようなことを考えていたかや感じていたことなどを書くことができました。
出来事だけではなく、そのときの気持ちなどもたくさん述べました。
○申請理由書 残高証明書
残高証明書を追加で提出しますという理由書
2人とも当時無職だったので、2人が就職するまでの間、生活費等への資金が十分であることを証明するために、銀行の残高証明書を提出しますという旨を書いていました。
○私の銀行の残高証明書
○妻の銀行の残高証明書
○母子手帳のコピー 3枚
○なぜ配偶者等のビザが必要なのか気持ちをどうしても伝えたいと思ったので、それを伝える書類
後日追加で求められた書類
私の母も身元保証書と納税証明書を提出すると審査において有利になりますよみたいな感じのニュアンスで書かれてあったため、提出しました。
確か、最初に在留資格変更許可申請を提出してから3日ほどして、この追加書類を求める文書が届いたと思います。そして、追加書類の提出期限は1週間ほどだったと思います。もし、追加書類を1週間以内に提出しなくても審査はそのまま進みますという旨の記載がされていました。
最後に
私たちの場合は、書類提出後、2週間弱ほどで配偶者等の在留資格を受け取ることができました。
ですが、これはすごく早い対応をしていただいたのだと思います。
通常はもっと時間がかかるようなことが調べた感じの印象としてありましたので、ビザ申請は時間に余裕を持ってした方がいいと思います。
対応していただいた出入国在留管理庁の担当の方には深く感謝申し上げます。
私も当時、たくさんのサイトやいろんな方のブログなどを拝見させていただいて、詳細な体験談や書類情報などを参考にさせていただきました。本当にありがとうございました。
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