こんにちは、ハルです。
今回は私がニュージーランドに来て、英語学習をする中で、実際に勉強している方法と学習教材の紹介、海外の人とコミュニケーションを円滑に取るための方法や心構えを紹介しようと思います。
海外に行くことになりました。現地で役に立つ英語を勉強する方法を知りたい。
現在海外に在住していて、もっと相手と円滑にコミュニケーションを取りたい。
実際に役に立つおすすめの英語の教材はありませんか?
という実際に英語圏の人たちと会話をしたい、コミュニケーションをとりたいという方に焦点を当てていきたいと思います。
そのため、
・英語の点数を上げたい
・英語が上手になりたい
という方にはあまりお勧めできない記事となっております。
ご了承ください。
私の4ヶ月間の英語力の変遷
まずはこの記事を書いている私の自己紹介をします。
私は現在ニュージーランドに来て、4ヶ月が立ちました。
実際に現地で4ヶ月過ごしてきた、英語力・コミュニケーション力の変遷とその時々で感じたことを紹介していきます。
日本にいた時の英語力
・英検準2級を高校生の時に取得
・ニュージーランド人の妻と同居(会話はほとんど全て日本語)
・職場にニュージーランド人がいて、たまに英語で話す
私は普段の会話で英語を話すことはほぼ、ありませんでした。(妻の日本語がうまく、日常会話は日本語がメインでした。)
また、妻と出会った時から英語をなんとなく話せるようになりたいなと思っていたので、高校の時の教科書をたまに見るという感じでした。
英語は現地に行って、現地の人と話をしていればうまくなると思っていました。そして、まぁなんとかなるでしょうという気持ちが大きかったと思います。
ニュージーランド到着直後
・相手が何を言っているのか全く聞き取れない、何を伝えようとしているのかわからない
・相手の質問が聞き取れない
・でも、自分の意思を拙いながらに伝えることはできた←楽しいし、うれしかった
自分の言いたいことは言えるけど、相手が何を言っているのか、また何を伝えたいのかが本当にわかりませんでした。
しかし、ニュージーランドの人たちは優しいため、「それはどういう意味ですか?」と聞き返すと本当に伝えたいことがある人は私がわかるまで付き合ってくれました。
ニュージーランド滞在4ヶ月目
・相手の質問がわかるようになり、レスポンスできるようになってきた
・相手が伝えようとしていることがわかるようになってきた
・まだ、自分で話題を作ったり、膨らませることは難しい
・流暢なレスポンスや話し方はできない
・洋書が読めるようになってきた
4ヶ月経過してみて大きな変化
4ヶ月経過してみて大きかった変化は、3つあります。
○下手な英語でも話をしていれば伝わるようになる
同じコミュニティに所属している人とは、何度も話をする機会があり、その人の話し方の特徴や考え方などが理解できるようになりました。また、相手も自分のことを理解してくれるようになったため、拙い英語でも意思疎通ができるようになりました。
○仕事で上司とのコミュニケーションがとれたこと
仕事はネイティブの英語で指示を聞いて、仕事の流れに当てはめていく感じでしています。
これのよかったところは、聞き取った英語が間違っていないかどうか何度も上司に確認をしていました。すると、副産物的にそれが仕事のほうれん草にもつながり、仕事の進め方や考え方といった軌道修正も同時にしてもらえて、仕事が効率的になりました。
○新聞や洋書が読めるようになってきたこと
ニュージーランドに来た当初は、全く読むことができなかったのですが、自分に関連する事柄のニュースや本から読み始めると、少しずつですが理解することができました。
まだまだ完璧に理解できるわけではありませんが、話の本筋は掴めるようになってきました。
これにより、他の人たちと話すための話題を見つけることができるようになり、共通の話題で話ができるので、より深い関係性を持てるようになってきました。
おすすめの海外で役に立つ英語の勉強方法
①計画を立てる
②自分がいる環境と身につけたい能力の順位付けをする
③身につける能力に対する学習をする
①計画を立てる
海外に滞在する期間とどのくらいまで英語ができるようになりたいか目標を立てる
海外にいる期間が短い場合は、帰国した後に生かせる英語能力を、中期間の場合は、海外に人脈を作って日本とのハブになれるくらいの関係性を、長期の場合は現地の国籍の人と遜色ないくらいの英語能力をなど
②自分がいる環境と身につけたい能力の順位付けをする
これは、実際に現地で感じた必要とされている英語能力と、自分の目標を達成するために身につけたい英語能力をすりあわせて、学習する英語能力に優先順位をつけます。
仕事柄専門職をするのであれば、専門用語を身につけることが優先されたり、狭いコミュニティでのコアなコミュニケーションを求められるのであれば、そのコミュニティでの会話の仕方や関係性を優先したりする方がいいと思います。
③身につける能力に対する学習をする
優先順位をつけて、それに対する学習をします。
コミュニケーション能力の場合は人と話したり、日本人ではない人と関係を作ることをしたり、英単語を増やすということであれば、英単語を勉強するということになるかもしれません。
おすすめの英単語アプリ – mikan –
私はとにかく英単語数を増やさないといけなかったので、英単語を学習したいと思いました。しかし、ここで問題だったのが、海外で日本語の英語教材は当たり前ですが、売っていませんでした。
また、コロナの影響もありさらに日本語での教材は入手が難しくなっていました。
そんな時にこのmikanアプリと出会いました。
mikanアプリについて
このアプリは短時間で多くの英単語を学習することができます。
テンポのいいリズムで発音も同時に勉強できます。
※オフラインでも使用できます!!
無料版と有料版があり、
○無料版は24種類
○有料版は無料分も含めた115種類
の教材を使用することができます。
試されてからでいいと思いますが、私のおすすめは圧倒的に有料版です。
私が感じる有料版の大きなメリットは
・教材の種類と数
・スキップ機能
・英語→日本語だけでなく日本語→英語がある
実際に無料版を使ってみて、ちょっと物足りないなぁと感じることがあるのですが、そこが見事に有料版でカバーされているという感じです。
mikanアプリでのおすすめの教材
○でる順パス単シリーズ
このシリーズの英検1級は会話ではなかなか使わない単語が多いですが(ネイティブの人も知らない単語が多々ありました)、準1級まではよく使う単語ばかりで、会話力の向上に直結しました。
○医歯薬系 入試によく出る英単語600
こちらもすごく役に立ちました。ちょうど、妻の妊娠・出産があり、ここに出てくる単語だけではカバーできないものもありますが、耳に入ってくる単語が聞いたことあるというだけでなんとなく会話を聞くことができました。
病院に行くときは緊急の場合が多いと思うので、1回でもいいので流しておくのがいいと思います。
○16000語レベル 最強ボキャブラリービルディング
私はこの教材を使ってたまに勉強するという感じですが、会話で使う英語がふんだんに入っていて、実践ですぐに使えると思います。
難点があるとすれば、単語数が多すぎることです。そのため、1教材の回転数が上がらないので、回転数を意識した勉強方法の場合、ペース配分を工夫する必要があります。
このほかにも、mikanアプリの使用感やおすすめ教材など詳しいことは別の記事で書こうと思います。
英語圏の人たちとコミュニケーションをするための心構え
○相手のことを理解しようとする姿勢
これは、英語だからとは関係ない気がしますが、日本人同士で言葉に障壁がない時よりも、特に気をつけたほうがいいと思いました。
日本とは違うことがたくさんあり戸惑うことがあります。その度に、日本ではこうだからという考えに固執することなく、柔軟にまずは受け入れてみることが大切だなと私は日々感じています。
○些細なことは気にしない寛容さ
日本人の繊細さはすごかったんだなぁと改めて感じました。
仕事のクオリティ、細やかな心配り、あたりまえに享受していた環境。これらすべては日本という文化と歴史と領土の中で培われていたのだと感じました。
○楽しむこと
「日本と違う環境や文化を知る」
これこそが海外に行く醍醐味ですよね!!辛いこともありますが、なんかそれも楽しい気がします。今まで出会ったことのない人たちと出会う。いろいろなことがありますが、楽しむことができると、心に余裕ができます。
まとめ と ニュージーランドのこと
海外で英語を勉強できるメリットは、はっきりと自分の課題に気づき、目標を明確化できること。英語と触れられる機会が多いこと。だと思います。
私はまだ4ヶ月しかニュージーランドに滞在していないので、あまり英語が話せるわけではなく、コミュニケーションが取れるわけではないですが、それでも日本にいる時よりは英語でのコミュニケーションができるようになってきました。
また、ニュージーランドの話で言うと、ニュージーランドはヨーロッパ系の人たちが70%、マオリ民族が16.5%、アジア系が15%という人口構成になっています。公用語は英語とマオリ語ですが、英語がネイティブではない人も多くいます。そのため、日本人の話す英語でも割と理解してくれることや、英語ネイティブでない人とのコミュニケーションにも慣れている感じがしました。
英語を勉強することも大事ですが、海外での生活を楽しむことも新たな気づきにつながると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がみなさんのお役に立てると幸いです。
よかったら、他の記事も見ていってください。
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