今回は、新型コロナウイルスによる状況の中で海外に渡航した経験をもとに、飛行機機内や乗り継ぎの時の状況を詳しく紹介していきたいと思います。
今回の記事は
・コロナ禍での海外旅行について知りたい
・空港や飛行機機内の状況、空港で待機している時はどんな感じなの?
・コロナ禍での海外渡航にむけて準備することは?
など、コロナ禍での渡航について知りたい人に向けてのブログとなっています。少しでも参考にしていただけると幸いです。
私は2021年4月に関西国際空港からシンガポール・チャンギ国際空港を乗り継ぎ、ニュージーランド・オークランド空港まで行きました。
そこからニュージーランドでの2週間の隔離生活についてはこちらの記事からご覧いただけます。よかったらご覧ください。
ニュージーランドに行くことが決まったのは1ヶ月前でそこから仕事の合間に役所に行ったり、VISAカードを新しく申し込んだりとかなりばたばたしました。
コロナの状況ということもあり、他のコロナの状況で海外渡航をされた方のブログなども覗いたりしていました。
ですが、やはり事前に調べた情報と実際の状況ではかなりちがうこともありましたので、みなさんもコロナ禍での旅行の際はある程度余裕を持たれた準備と心がまえを持たれるといいのではないかなと思います。
私たちは関西国際空港からシンガポール・チャンギ国際空港を経由してニュージーランド・オークランド空港に行きました。
今回は、その旅路について紹介していこうと思います。
関西国際空港〜日本出発〜
今回シンガポール・チャンギ国際空港に行くために、関西国際空港第1ターミナルビル4階国際線フロアからチェックインしました。
私たちは、国内線からの乗り継ぎで第2ターミナルから第1ターミナルへバスで移動しました。今回は深夜の便であったためか、空港内に人はあまりおらず、入った時は営業しているのかなと感じるぐらい閑散としていました。
そこからどこに行っていいのかわからなかったため、インフォメーションの電話で受付の方に電話をして、チェックインカウンターまで向かいました。
関西国際空港第一ターミナルビルの地図はこちらから
https://www.kansai-airport.or.jp/map/t1
そして、チェックインを済ませた後、機内持ち込み検査とボディチェックをして、エスカレーターを降り、税関・出国手続きへ
この際、私たちは妻のみなし再入国許可の手続きをしました。
みなし再入国許可について
意外と重要なこの項目。
日本に在留資格を持って滞在している外国人が、日本を出る際に場合によっては必要となるものです。
もし、みなし再入国許可を受けないまま日本を出国してしまうと、日本での在留資格が失効してしまいますよという感じです。
事前に調べておくといいと思います。また、出入国管理庁に問い合わせてみるのもお勧めします。
場合によってはそもそも必要なかったり、みなし再入国許可ではなく再入国許可を申請したほうがいいときもあるため、余裕を持ってお調べください。
みなし再入国についてはこちらから
その後、ウィングシャトルという乗り物に乗り、空港内を移動しました。私は、乗り方がわからなかったため、スタッフの方に聞きました。
飛行機に乗るゲート付近には、シンガポール行きの人が50人くらい集まっていました。深夜ということもあってか、シンガポール行きの私たちだけが広い空港内にひっそりと集合しているような雰囲気でした。主な利用者は外国人の方達で、日本人は他に1組いるかいないかぐらいでした。
飛行機機内の様子
関西国際空港からシンガポール
飛行機機内はそれほど混んでいませんでした。私たちの前後の座席は、誰も乗っておらず、シートも気兼ねなく倒せました。眠い時には前の席に行って寝たりもしていました。
USB端子での充電は、できる箇所とできない箇所もありました。また、フライト時間は長時間になるため、1時間おきにストレッチをしていました。
座席は本当に混んでいなかったため、大きな動作もできたのが良かったと思います。
ここでの食事は1回でした。
シンガポールからオークランド
こちらもあまり機内は混んでいませんでしたが、関空からシンガポールに向かう飛行機と比べると混んでいました。
しかし、ストレッチをすることはできましたし、お手洗いも混雑することなく利用することができました。
ここでの食事は2回でした。
各回ともマスク着用は必須で、食事を取る時以外はみんな常時着用でした。
シンガポール・チャンギ国際空港の様子
空港に到着後すぐに待機場に通されます。そして、次のフライトの直前までそこで待機をし、次のフライトの時間が近くなると、スタッフに誘導されて移動するという形になります。※マスクは常時着用が義務付けられています。
チャンギ国際空港はこのような様子でした。これは明け方早い時の様子なのですが、ちょっと異様な感じがしました。
空港滞在においての行動手引き
まず、電光掲示板を確認しましょう。
そこに次のフライトの時間と、どこのエリアで呼ばれるのかが表示されていると思います。
その案内を必ず確認してください。
Transfer Counterの欄にA,B,C,Dと書いてあるので、近くにある地図と合わせて確認し、搭乗予定便から指定されているTransfer Counterの場所で待機します。
地図はこんな感じです↓
次に休憩するための座席シートの確保を急いでしてください。
ここで空港に滞在する時間が快適なものになるか大変なものになるかが決まります。
座席シートは基本どれも汚れているので、多少汚れていたとしても空いていたらそのシートを確保したほうがいいと思います。
そして、次のポイント
ここで座席を確保できたからといって、ほっとして安易にWiFiを使用することはおすすめしません。
理由は、WiFiの使用時間が制限されているからです。制限時間内に次のフライトを迎えられればいいのですが、そうでない場合、必要な時に携帯を使用できない可能性があります。
お連れの方と連携して携帯電話の使用時間をカバーするか、飛行機に搭乗する時間から逆算して使用されるといいと思います。
空港内における留意点
待機場内は、テレビやテーブル、子供の遊具、ちょっとした売店がありました。トイレも混むことなく使用することができました。
ここでのポイントは、
・売店はクレジットカードのみ利用可能(私はVISAカードでした)
・休憩するためにちょっとしたブランケットはあったほうが良○
また、売店で販売されているものはマフィンやパンちょっとしたホットスナック、キットカット、その他海外のお菓子や飲み物がありました。(自動販売機はありません)
食べ物に関して
私は、人生初の税関で当時はビビって何も食料品を持っていきませんでしたが、飛行機に乗る時のゲートを通れば、ニュージーランドの税関を通るまでに食べてしまえばいいので、事前に調べて持って行ける分には持っていけばよかったなと思いました。
ニュージーランド・オークランド空港
オークランド空港についてからは、周りの人と同じように行動していれば基本、問題はないと思います。
ここでもかなり行動は制限されていて、何か買うといったことや飲み物を買うこともできませんでした。(自動販売機はありません)
両替機はあるにはあるのですが、私は両替することはできませんでした。→できなかっただけかもしれません。でも、妻もできなかったためもしかしたら使用できないのかもしれません。
税関を通り、持ち物検査をして、バスに乗り込み、あとは隔離施設へと向かいます。
隔離施設での生活はこちらの記事からどうぞ
最後に (心がまえも含めて)
コロナ禍での海外渡航は大変なように感じますが、しっかり準備をしていればスムーズに進むことができると思います。
しかし、さまざまな国からの渡航者が集まるため、コロナ対策はしっかりと行うことを改めておすすめします。
どんな状況でも、時間に余裕を持って、落ち着いた気持ちで行動することが大事だと思います。
また、息抜きできる時にはちょっとでも体を動かしたり、何かを食べたりして気持ちを切り替えるのもすごく大切だと思います。
ずっと気を張っているとイライラしてしまいます。
いつもとはちょっと違う今の環境も楽しんで、快適な渡航をお祈り申し上げます。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。少しでもこの記事が参考になると幸いです。
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